ストアカの手数料は本当に高いのか?

よく「ストアカの手数料は高い!」「手数料を安くする方法はあるのか?」という記事を見かけます。

本記事ではストアカの手数料について、実体験を合わせて解説します。

受講者の手数料

まず学びたい人(受講者)は手数料がかかりません。

入会金などの初期費用、サービス利用料の設定はなく、必要となるのは各受講料のみです。

基本的には、1回ごとに受講料を支払うスタイルの講座が多くあります。

レッスン料の支払いは前払い制ですが、教えたい人(先生)がキャンセルした場合などは、原則支払った料金を返金することになっています。

先生の手数料

教えたい人(先生)も同じく、入会金などの初期費用やサービス利用料はかかりません。
無料で専用の予約ページを作成し、予約管理や集客機能、メール配信などの機能を利用することができます。

ストアカへの費用が必要になるのは、講座開催による販売手数料のみです。

ストリートアカデミー(ストアカ)の手数料は、集客スタイルとリピーターか否かによって異なります。

自分で集客及びリピーターの場合

自己集客用のURLをストアカで発行し、それを自分のSNSなどで掲載、そこから講座の予約が入ると、その講座の手数料は10%になります。

またリピーター(2回目以降)の参加も同じく10%の手数料になります。

例えば、1,000円で開催する講座の場合、1,000円 × 0.1 = 100円の手数料となり、さらにその手数料に10%の消費税がかかるため、合計110円分の手数料がかかり、振り込まれる金額は890円となります。

オンライン講座・1,000円・リピーターの場合の売上履歴画面

上記以外の場合

上記の自己集客もしくはリピーター以外の場合、ストリートアカデミー(ストアカ)が送客した扱いになります。

この場合の手数料は、対面講座が20%、オンライン講座が30%と定められています。

例えば、1,000円のオンライン講座で、初回開催の場合、1,000円 × 0.3 = 300円の手数料となり、さらにその手数料に10%の消費税がかかるため、合計330円分の手数料がかかり、振り込まれる金額は670円となります。

オンライン講座・1,000円・ストアカ送客の場合の売上履歴画面

ストアカの手数料は本当に高いのか

ここまでストアカの手数料の仕組みについて、解説してきました。

ここからは本題である「ストアカの手数料は本当に高いのか」競合サービスの比較と実体験を交えて解説します。

競合サービスの筆頭であるココナラの手数料は、

販売者:20%(税込22%)
購入者:5%(税込5.5%)

になります。

ストアカと違い、購入者側にも手数料がかかることが特徴です。

販売者が支払う手数料は一律22%ですので、ストアカ集客(初回参加)の場合30%と比べると、だいぶお得です。

一方で、ストアカの場合、自己集客及びリピーターは10%ですので、それと比べると割高になります。

ピラティスとバレエでオンライン講座を開く場合

私はストアカでピラティスとバレエのオンライン講座をマンツーマンで開催しています。

この開催方式の場合、1人の方が繰り返しレッスンを受けてくれるパターンが多いです。
(1回完結の講座ではなく、繰り返しレッスンを受けて効果を感じて頂くため)

ですので、ストアカの自己集客10%を受けられる方が、より手数料を抑えられるため、ストアカを選択しています。

またココナラの場合、匿名で参加することができることが大きなメリットですが、私の場合、逆に実名を出すことによるメリットを感じたため、その点もストアカを選んだ1つの理由です。