産後ピラティスインストラクター養成講座受講日誌③
今回も座学半分、エクササイズ半分で行われました!
座学は、腹直筋離開についてと、産後の注意事項を学びました。
腹直筋離開とは、腹直筋が白線から左右に分離してしまうこと。
※白線→筋肉ではなく、結合組織。
妊娠に通常起こる様々な状態の一部。産後の腹筋の弱さは腹筋自体が弱くなっていることも考えられるが、腹直筋が特殊な状態になっていることが大きな要因になる。
腹直筋は骨盤と胸郭をつなぐ大切な筋肉で、恥骨と胸郭を引き上げる働きがあります。
この筋肉が緩んでしまうと、骨盤底筋群がうまく使えなくなります。
肋骨をおさえたり、腹圧を高め、排便時・咳などの際にも補助的な役割があるので、生活全般に支障をきたす可能性が考えられるそうです。
【ではどうしたら良いのか?】
そこで大事になってくるのが、インナーユニットへのエクササイズ、骨盤底筋群・腹横筋の収縮を促す『呼吸』になります。
腹横筋の改善は、仰向けで行うのが良いです。
四つん這い・立位は内臓が重力によって負担がかかってしまいます。
仰向けができ、次の段階で座位立位で骨盤を安定させて歩いてみるのが良いでしょう。
【産後の注意事項】
退院後〜1ヶ月、1ヶ月検診〜3ヶ月、約4ヶ月〜 で分けて考えられています。
自分の体に目を向け、徐々に体を動かしていきエクササイズを行って行くことで、産後の体の回復は早く、今後の生活にも役立つはずです!
無理は禁物ですね。
【エクササイズをやってみて】
難しい動きはないですが、コントロールが難しいです。普段もそうですが、骨盤の安定が大事になってきます。
肩周り、腰回りのリリースもあったのでとても気持ちよく、終わった後は体が楽になりました。
産後はマイナートラブルも多くなって、気分もなかなか優れないこともありますが、少しでも自分の体に目を向けてあげることで、気分転換にもなり、体も楽になるので一石二鳥ですね!
次回の座学、エクササイズ両方楽しみです